目の疲れと眼精疲労の違いと予防

現代人が避けて通ることが難しい目の疲れ、これは生活をする上でPCやスマホ・テレビなどの画面を見ずに1日を過ごさない人はほぼゼロなのではないでしょうか。長い時間、何かしらの画面を見続けると目が疲れてきたと感じます。どうして目に疲れるが生じるのか。目の仕組みを確認していきましょう。

目から入ってくる情報は脳に伝わり認識をします。目のレンズを調整して近いものと遠くのものがぼやけないようにしています。レンズを調整するための筋肉が伸びたり縮んだりしています。同じもの長時間見ているレンズを調整する筋肉も疲労し、目が疲れといった状態のひとつのきっかけになります。また目の疲れやすい人は眼球を上・下・左右・右回し・左回しがスムーズに動かせない人が多いと肌感覚でありますが感じています。目が疲れやすいなと自覚のある人は眼球を動かせるか一度試してみてください。

ここまで目の疲れといってきましたが似たような言葉に眼精疲労があります。言葉としては似てはいますが、目の疲れと眼精疲労とでは意味合いが違います。

目の疲れは目を使い続けることによって、不快感や痛みなどを感じますが休息や睡眠を取ることで目の疲労感はなくなりすっきりとしていきます。

眼精疲労は目を使い続けることによって、目の疲れだけでなく、全身に何かしらの症状が出てきます。そして、休息や睡眠をとっても症状が残っていて回復しきれなくなります。

比較すると最大の違いは休息や睡眠によって回復できるかできないかになります。予防の方法に違いは多くないので疲労を回復できる早い段階から予防を行い症状が酷くならないように心掛けることが大切になります。

予防方法

□睡眠を7時間前後しっかり取る

□20分に一回10分位、目に休憩を与える

□ドライアイや充血がある時は適切な目薬を使う

□目を上・下・左右・右回し・左回しに動かし目の筋肉に柔軟性を持たせる

□目の調子が悪いと感じたら放置せずに眼科を受診しチェックを受ける

このような習慣を身に付けて眼精疲労にならないように心掛けましょう。

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