物を持つと肘が痛い

甲子園が開催される時期になりました。スポーツの種類はたくさんありますが、なにかと話題として取り上げられるのは野球がいまだに多いことに変わりはありません。

野球でも特に最近の高校野球は肩や肘に関するケガについては世間を巻き込んでの議論になりがちです。他のスポーツでもオーバーユースによるケガはあるのに野球でだけで起きている風な伝え方に疑問はありますが、分かりやすく簡潔に伝えるとこのような結果になってしまうのでしょうか。

ここではオーバーユースで起こる肘の痛みについて紹介をしていきす。今回は日常生活で起きるものにスポットを当てていきます。生活で使い過ぎて痛くなるイメージは湧きにくいかもしれませんが、意外と肘の使い過ぎで痛くなるケースは多いです。しかし、本人と話していも使い過ぎていると自覚していることほぼありません。それくらい一回の刺激は小さくても繰り返していくと痛みになって現れます。

肘の痛みといっても色々ありますがテニス肘とよばれる症状が多いです。

テニス肘は肘の外側が痛くなります。特に手首や指を動かす筋肉に過度な負荷がかかり、炎症を起こして痛みにつながります.

テニスのバックハンドでなる選手が多かったのでテニス肘と呼ばれるようになりました。しかし、日常生活の動作でも、他のスポーツでもなります。

特徴的な症状は手首を上下に動かしたり、手首を回したりすると鋭い痛みや鈍い痛みを感じたりします。動かしていない時は痛みを感じないことが多いようです。

治療方法は保存療法と手術療法のふたつになります。ほとんどのケースで保存療法で症状は改善されていきます。稀に変化ない時に手術療法を行うこともあります。

予防がキーポイントになる症状なので手から肘までの筋肉はストレッチをするなど柔軟性を持たせるが予防につながっていきます。また臨床上、話を聞いていると物を持ったり握ったりする時に小指と薬指を中心に握ることが出来ていない人が多いのでこの点を出来るようにするといいと思います。

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