東洋医学と西洋医学と好転反応

体の痛みや体調を整えるためにマッサージ・ストレッチ・鍼などを受けた後にダルさや倦怠感に痛みなどが出た場合に体が良くなっていく過程で一時的に出てくる反応を好転反応と呼ばれています。この好転反応は東洋医学の考え方ベースになっているようです。

好転反応についての見解として厚生労働省は科学的根拠はないと明示しているようです。これらの施術を受けて何日も症状が悪化している状態の時は医療機関を早めに受診しましょうとしているようです。

東洋医学の考え方の好転反応には4つの種類があると言われています。

□弛緩反応 筋肉がほぐれることで血流がよくなります。停滞していた毒素や老廃物が体を巡った時に順応しきれない部分で倦怠感や微熱が出ることもあります。

□過敏反応 治療した箇所に血液が流れ込んで体の中の壊れた組織を作り変えようとしている時にかゆみや炎症などが起きると言われています。

□排泄反応 体に溜まった毒素や老廃物を体外に排出しようとする働きになります。それが汗・尿・便・皮膚に反応が現れると言われています。

□回復反応 硬くなっていた筋肉がほぐれて血流がよくなり、微熱やだるさなどが出ると言われています。

自分で好転反応だと思っていてもタイミングが悪く他の疾患と重なってしまうこともないとは言えないので数日続いている時は先ほども紹介したいように医療機関を受診しましょう。

西洋医学ではこのような反応は全くないのかというとインフルエンザやコロナのワクチンを接種したあとに腕が腫れたり、発熱をしたり、体調を崩すなど副作用が出たりもするようなのである意味似た反応もあるのではと思っています。

東洋医学と西洋医学の大きな違いとして、西洋医学のほうが科学的根拠に基づいた検証を行った上で治療の成功率あげて診断やなどを行います。東洋医学のほうが経験と主観的な判断が多いと言われています。こちらも長年培われてきたもの軸にしています。

両方とも得意な分野があるので上手く活用すればいいのではないでしょうか。

 

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  1. 2024.04.30

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