シップ

肩や腰などが痛む・腕や足をぶつけたなどがある時にシップを使う場面があります。

シップを手に入れるには医師が処方箋を出してくれたり、ドラックストアなどで購入します。

処方されたものについては医師が判断してくれているのでどれにしようか迷う事もありませんが、自分で購入する時は種類が色々あって迷ってしまうこともあるかもしれません。

そのような時に役立つ知識を紹介していきます。

シップを使用する目的

□主に筋肉の緊張を和らげる

□打ち身や捻挫などの治療に使用されることもある

分類

□温シップ 温かい感覚が痛みの感覚を鈍くすることを狙っている。皮膚や筋肉を温める効果はない。

□冷シップ 冷たい感覚が痛みの感覚を鈍くすることを狙っている。皮膚や筋肉の熱を下げる効果はない。

種類

□パップ剤 医薬成分の他に水分を多く含んでいます。水分が蒸発することで患部の熱を下げる効果があります。肌への刺激も優しいのですが、肌との密着力は弱く剝がれやすいのでネットやテープなどを使ったほうが剥がれにくくなります。

□プラスター剤(テープ剤) 肌との密着力がすぐれている為、よく動く関節や筋肉に貼っても剝がれにくくなっています。テープ剤には鎮痛効果の高い成分が多く使われています。長時間使用していると肌がかゆくなったり、かぶれることもあります。

シップに含まれる主な成分

□サリチル酸メチル 消炎効果が期待できる

□カプサイシン 血流量を増加させることが目的になり、ヒリヒリなどする感覚を利用して痛みを鈍くする効果が期待できる

□非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)ンドメタシンやイブプロフェン、ケトプロフェン、ロキソプロフェン、フェルビナク、ジクロフェナクなどが成分名になります。成分に大きな違いはありません。炎症を抑えて痛みを楽にするものであり、痛み止めではありません。

ケガや捻挫などの急性痛に対してシップの効果を感じやすいです。逆に慢性的な肩こりや腰痛に対しては成分の理論的に効果が見込めません。

 

 

 

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院長のヒトリゴト

  1. 2024.04.30

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