寝違えと急性痛

朝、起きた時に痛みで首が動かせないとなってしまっていたら寝違えたと思う人が大半だと思います。

このケースに限ってはほぼ寝違えで間違えありません。

どのタイミングで痛みが出てしまった原因があるかは、正確にはわかりません。寝ている時に起きたがその瞬間には気がつかず目が覚めた時点で痛いと認識したのか。目を覚まして起き上がる時に首を痛めた自覚があるのか。

このふたつを比べると朝起きた時に首が痛くて動かせないと言っても原因になる出来事は変わってきます。

対応方法として考えるべき事は痛みを感じている部位が炎症を起こしているのか、いないのかで、変わってきます。

炎症を起こしていれば痛みを緩和させるためには、氷水や保冷剤を使用して冷やしていくことをおすすめします。痛みの度合いによりますが、冷やしたことによって何事もなかったかのように回復することもあります。たとえ冷やした後に痛みが残るとしても熱を発している所を冷やす事で痛みは幾分かやわらぎます。その後シップを使用すると効果を感じやすくなります。ここまでは初期の対応です。

まだ、しっかりと痛みが残っていて動かす事もつらいとなれば専門家に状態を確認してもらい、寝違え以外の疾患の可能性があるかないかを見極めてもらうと良いと思います。

寝違えと自覚がある場合は急性痛に分類できます。この時の痛みは体に異変が起きているシグナルになります。基本的には痛みは一時的で局所にあらわれます。痛みを発している原因を取り除くと痛みも消失していきます。

しかし、痛みを取り切れずに長い期間痛みが続いてしまうと急性痛から慢性痛に移行をしてしまうこともあり得るので、痛みが弱くなってきたからと言って放っておくことはおすすめはしません。

まずは、初期の対応で痛みを緩和させて慌てずに行動をします。緩和した痛みと相談しながら整形外科や整骨院など利用したり、そのまま様子を見るか。その時のベストだと思う行動しましょう。

 

 

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