ADL・QOLと痛みの関係

身体に痛みを感じた時、薬を飲んだり、シップを貼ったり、病院など受診することで痛みのない状態に戻そうとします。

なぜ、痛みを無くそうとするのか。色々な理由が挙がってくると思いますが、痛みが不快感になるからです。その痛みの為に動く事が出来ない・動くたびに痛みが走ると気持ちを下がります。何よりも普段は意識することなく出来ていた行動が困難になってしますからです。

治療や施術の良い所は痛みがすぐにゼロにならなかったとしても、生活する上で出来ないと困ってしまう動きに対して特化した工夫が出来ることが良い所のひとつになります。

ADL・QOLを整理します。

□ADL 日常生活動作と呼ばれます。具体的には食事やトイレ・入浴・整容・着替え・移動などの日常生活を送るのに必要な基本的動作や習慣的に行っている行動をさします。

□QOL 生活の質または人生の質と呼ばれ、その人自身の生活の価値観や幸福感、満足な生活が出来ているかの概念になります。

このふたつの言葉は主に介護に関連して使われることが多いですが、身体に痛みがある時もADL・QOLに影響してきます。この部分も含めて痛みを改善していく時に何を優先していくかはっきりさせると施術の方法も変わってくる事もあり、その時のベストな方法は状況によるということになります。

なぜこのような考え方が必要になるのか。

身体の痛みはどんなに予防をしていたとしても起きてしまう時もあります。そのタイミングが何か重要な予定を控えている時かもしれません。予定を断る事ができたり、ずらすことができればいいのでしょうが、就職の面接や受験など変更できないものもあります。

こんな場面に運悪く身体に痛みを感じて動く事もつらいとなった時に、予定の日から逆算をしてどこまで回復できる見込みがあるかなど色々と手段を考えていきます。

可能な事や不可能な事はありますが、整骨院や治療院などは希望と合わせながらベストの選択を見出せるかもしれもせん。

 

 

 

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