肩こりや腰痛など身体の痛みを改善しようとストレッチやウォーキング・ランニングなどを行う事をセルフケアと呼んだりします。
整骨院や治療院などでもセルフケアをして痛みを改善しましょうと言う時は上記のこと大体の場合は指すと思います。間違ってはいませんがセルフケアの意味としては狭義のものになると思います。
セルフケアとは「自分自身をケアすること、すなわち自分自身を世話をする・面倒を見ることである」と定義されています。
ここを読まれている方はセルフケアと聞くとストレッチをはじめとする適度な運動をイメージしている方が多いかもしれませんが先ほども述べたようにこれは狭義の範囲になります。
実際にはこの3つを指します。
□心理面 イライラ・気分の落ち込み・意欲や集中力の低下・関心や興味の低下など
□身体面 頭痛・肩こり・不眠・疲労感など
□行動面 飲酒や喫煙の増加・食べ過ぎ・欠勤の増加など
世間一般では職場でのメンタルヘルスに対して使用するケースが多いようです。
細かい分類をして対策を研究したりする事は大切です。
しかし、実践する本人はほとんどの方が心理面のみ・身体面のみ・行動面のみと単純に分けられるものではなく大なり小なりすべての要素が絡み合っているはずです。
そのためにまずは自分自身をよく知ることが大切になります。
簡単に言うとストレスが掛かっていない状態の自分を知っているとそこが基準になります。基準がなければ良い悪いも判断が出来ないからです。
具体的な例としては
□睡眠時間が6時間を切ってしまうと翌日は頭がさえない・体が重くなる・集中力が散漫になるなど
□毎日適度な運動を行う
□毎日入浴をしシャワーだけにしない など
ルーチンワークを行う事と体力的な面や数字で普段と比較することが出来るので自分の状態を知るにはいい方法ではないでしょうか。
そして日常的に行えるストレスの発散方法を用意できると我慢のしすぎにならず健康的な日々を過ごしやすくなります。