肩こりの概念を考えてみよう

慢性的に感じている身体のつらさで悩んでいる人は肩こりや腰痛が圧倒的に多い。様々な媒体をチェックしているけれど肩こりや腰痛に関するケア・知識・施術方法などの情報をあちこちで目にすることが理由になります。このような体感的なもの、自分で発信している内容も見られる割合が高いこともなどあります。

今回は肩こりについて見直していきます。

肩こりは全国共通の言葉で間違いないと思います。つらさを感じている部分はというと後頭部のつけねあたりから首肩のラインと首背中のラインになります。この範囲がすべてつらいと感じているもこの範囲の一部を感じている人も同じ肩こりになります。

どのような状態になっているのか。一般的には筋肉が硬くなり緊張をしていて血行が悪くなることで痛みや重だるさなどの症状が出てくるとなっています。筋肉が柔らかいと肩こりの症状はないのかというとある人もいます。肩こりはいったいどういったものになるのと思っても不思議ではありません。一番は本人の主観的要素が強いので病気など原因と考えられることが見当たらない時は肩こりを感じているといえばそれは肩こりになります。これを踏まえると筋肉の硬くても本人がつらさを感じていなければ肩こりではありません。

なぜ、筋肉の硬さと肩こりの症状が紐づけられるのか。おそらく筋肉に対してかかる物理的なストレスで説明しやすい部分といわゆる筋肉が硬い状態からマッサージ・ストレッチなどを行い触った時に柔らかい筋肉の状態になると症状が軽快していく人が多いからではないかと思います。触って硬い筋肉が柔らかい筋肉の状態になっても症状は変わらない人もいます。おそらく、症状が変わった時・変わらなかった時の両方を経験している人もいると思います。

肩こりで感じているつらさは本人の絶対的なものになります。しかし、他の人が比較できる相対的なものではないと知っておくと「肩の筋肉の硬くない。肩こってるよ」といわれても不安な気持ちならずに冷静にいられます。

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  1. 2024.05.08

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