ここ数年で筋膜リリースと言う言葉をメディア通じて聞いた事ある方がふえてきたのではないでしょうか。
筋膜にアプローチするには、どのような方法があるのか。
この部分について説明している所は見かけたことがありません。
まずは様々な方法を紹介していきます。
□トリガーポイント療法
□ロルフィング構造的身体統合法
□筋膜誘導治(MIT)
□オステオパシー徒手的治療法
□結合組織マニピュレーション
□筋膜マニピュレーション
□筋膜指向性療法としての鍼治療
□刮痧(カッサ・グアシャ)
□プロロセラピー(増殖療法)
□ニューラルセラピー(神経療法)
□動的筋膜リリー(Dynamic fascial release)
□グラストンテクニッ(Graston Technique)
□特定周波数微弱電流(FSM治療)
ざっと調べただけでもこれだけのアプローチする方法があります。
もちろん、紹介した以外のテクニックもあるようです。
色々な名前のものがありますが、
おおきくわけると薬物療法・マッサージ系統の療法・道具を使用する療法・機械を使用した療法・運動療法に
分けられると考えられます。
いざ受けてみたいと思った時にどうすればよいのか。
ご自身がアレルギーがある又は刺激が苦手などたくさんの個人差があるので、
不安にならないものを選択できるといいのではないでしょうか。
筋膜と言うと
大概の説明では「身体を全身覆っている膜や筋肉を覆っている膜です。」といわれますが
筋膜にも複数の種類があります。
どの種類のどの層に対してアプローチするのか。
その結果どの様な作用を狙っているのか。
色々と考えて施術を行っていますが、どの方法も理論がある程度出来上がっている点から
矛盾が生じて説明しきれないことが、まだまだあるようです。
筋膜の研究自体はまだ歴史の浅い分野になります。
国際筋膜研究学術大会の第1回が開かれたのが2007年の事です。
臨床での経験と理論が合致してくれば再現の高い施術の一つになると思います。