運動をしよう・運動をしましょうなどと思ったり、言われたりした時に運動に対してどのようなイメージがわいてきますか。続けないと意味がない・疲れそう・スポーツクラブに通ったほうがいいのかなど人によって頭に思い浮かんでくることは様々だと思います。
運動をすることは体を動かすことに直結してきます。やるorやらないのどちらが良いのかと聞かれれば「やるべき」で間違いありません。運動というとスポーツやダンスなど何か枠組みのある体を動かすことになりがちですが、日常生活で体を動かすことも運動になります。体を動かさなければ、寝たきりになってしまいますが、病気などがなければ寝たきりの人は基本的にいないはずです。
体を動かすことの目的はと考えると極端にいうと生命の維持になります。もっとやわらかくいうと健康的に暮らすための方法のひとつとなるのではないでしょうか。運動をしている人に話を聞くと基本的に体を動かすことが好きな人が多いようでストレスの発散をしてすっきりとするようです。また、体を鍛えるために行っているという人も少なくありません。なかには運動はできればやりたくないけど健康のために続けているという人もいます。このような感じで何かしらの目的を持って体を動かしています。
人の体の機能としては体を動かすことが前提にあるのだろうと思います。しかし、技術が発達してきて今までなら体を自然と動かさなければ出来なかったことが、機械やロボットなどによって体を動かさなくても出来るようになり、本来必要な運動量が必然的に足りなくなってきていると言えます。
単純に体を動かす機会が減ってしまいその結果、以前は考えられないような健康被害が出るようになってきたので、今までは無意識に体を動かす量で充分だったが現在は意識的に体を動かさないと大きなリスクを伴うようになってしまいました。
ここまでは体を動かすことが必要ですという内容を解説しました。次回はどのような基準で運動すればいいのか。紹介していきます。