ここ数年でゴルフの人口は増えてきているようです。きっかけはコロナ渦で密を避けることから徐々に目が向いていったようですが母数が増えてくると初心者の数も多くなります。ゴルフ場でラウンドする為に練習をする為にレッスンを受けに行ったり、打ちっ放し練習場に行き結構な球数を打ちます。繰り返していると体を痛めたりすることもあります。
もちろん、体を痛めるのは初心者だけではなく中上級者でも起こります。また、痛めやすい部位もあります。この部分と予防の方法も含めて紹介していきます。
ゴルフの不思議なところなのですが、アマチュアの方はウォームアップをせずに打ち始める方も多いようです。おそらくですが競技内容として息が上がったりしないので苦しさを感じないからではと思っています。実際はクラブを振るために体を捻り力を一点に解放していきます。当然のことながら一瞬でのパワーは体に負荷を掛けます。これが積み重なっていくと体を痛めることになります。そうならないように体を動かす準備をしましょう。
いわゆるウォームアップになります。時間は10〜15分くらいで必要な部分を中心に行います。あまり時間をかけても疲労が溜まるだけになってしまいます。
特に肩甲骨を中心に背中・腰と股関節を中心に太ももの裏側をよく動かし、ストレッチを行い可動域を広げていきましょう。
痛めやすい部位
□背中
□腰
□肘
□首
これらは代表的な部位になります。
なぜ、痛めてしまうのか。前述の通りウォームアップ不足・練習の行い過ぎ・体の動かし方が適切でない・基礎体力不足などは沢山の方に共通する内容になります。
ここですぐに変えられる事はウォームアップ不足・練習の行い過ぎのふたつについては自分だけでも行動ひとつで実践できるので心当たりがある人は迷わずやりましょう。
残りのふたつは自分ひとりで変えていく事はかなり難易度が高くなります。レッスンを受けたり、体の専門家に相談するといいのではないでしょうか。
次回は痛めたしまった部位の治療方法について書きます。