ストレッチと言う言葉を聞いてどんなストレッチを思い浮かべますか。
言葉の意味としては
□伸縮自在
□競技場や競馬場の直線コース
□伸縮する布地の総称
□筋肉をほぐす為の柔軟体操
が挙げられます。ひとつの単語でも意味が複数ある場合でも、ご自身の仕事や趣味により頭にパッと浮かんだものは違うと思います。
これから紹介するストレッチは筋肉をほぐす為に行うものになります。
ストレッチを大きく分けると
静的ストレッチと動的ストレッチになります。
静的ストレッチは反動をつけずにゆっくりと狙った筋肉を伸ばしていきます。一人で行いやすい筋肉はふともも・ふくらはぎ・腕などが挙げられます。
動的ストレッチは身体を動かしながら行うストレッチになり、代表的なものが数種類あります。バリスティックストレッチ・ダイナミックストレッチ・PNFストレッチになります。
バリスティックストレッチは筋の反動を利用しながら筋肉を伸び縮みさせなが筋肉を緩める方法です。
ダイナミックストレッチは筋肉の動き関わる主導筋と拮抗筋の関係を利用して筋肉を緩める方法です。
PNFストレッチは神経の促通を利用するストレッチになります。
名称によって理論はそれぞれ変わりますが動きながら体を動ける状態に持っていくので、一般的には準備運動と言った方がイメージしやすいかもしれません。ブラジル体操やマエケン体操などは割と知られているのではないでしょうか。理論的にな事はさておき同じ動きをしているように見えても意識する場所を変える効果は変わってくるので、目的に応じたストレッチが出来ていれば、名称は知らなくてもいいと思います。
ただ、名称を知っていると人とストレッチの話をしたり、相談をしたりするときに共通の言語になるので、コミュニケーションは取りやすくなります。
現在の主流としては
運動前は動的ストレッチ
運動後は静的ストレッチがいいと言われています。
健康の為に行っている運動の場合はそこまで拘る必要はないと思います。