スポーツで起こる肩のケガ

プロ野球のオープン戦も始まり、海の向こう側ではMLBも同様に始まり、日本では連日、大谷選手一色の報道になりそうな時期がやってきそうです。

体が資本となるプロのスポーツ選手たちですが、ケガとは常に隣り合わせで体を動かしているはずです。今回はスポーツで起こるケガにどんなものがあるのか。紹介をしていきます。

競技の特性によって起こりやすいケガは変わってきます。野球の話をしたので、オーバーハンドのスポーツに関連した言葉に「肩を壊わす」ということがあります。

このような言い回しをした時にあるケガには

□リトルリーガーズショルダー 成長期の投球障害で骨端線の障害によるもので、休養とリハビリが大切。

□腱板損傷 肩を支える筋肉が完全に断裂したり、部分的に断裂したりする。

□インピジメント症候群 肩の関節を形成する骨と周囲の軟部組織(例えば腱や滑液包)との間で、圧迫や摩擦が起こることによって症状が現れる。

□ベネット病変  ボールを投げた後のフォロースルー期に肩関節の後方に痛みを感じる。

□SLAP損傷 関節唇が損傷して、肩関節の前方に痛みがでる。

があります。この他の肩のケガといったら

□肩関節脱臼  肩の関節に過剰な負荷が加わってしまったことで、肩関節の位置が正常な場所から逸脱してしまうこと。

□肩鎖関節脱臼 肩鎖関節を安定させている靭帯が損傷することで引き起こされる

などがあります。

誰しもケガはしたくないと思っているはずです。

では予防するためには何ができるのか。

□基礎トレーニングを行うことで体力アップしていく。ここに含まれる内容としては、筋力アップ・筋肉の柔軟性など体を動かすために必要なものの強化の事をさす。

□各競技の技術アップ 競技別に起こりやすいケガはあるが、そもそも競技の特性に合わせた体の使い方が出来ていないとケガのリスクは高くなる。

□科学的トレーニングを行う 基礎トレーニングの重なる部分はあるが、専門家にプログラムや指導をおこなってもらいむやみやたらにトレーニングしない。

 

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