年齢を問わずすっきりと眠ることが出来ずに悩んでいる人がいます。眠れない原因は様々ですが自分で対処できる場合と自分での対処が難しいので医師などに相談をしたほうがいい場合もあります。寝るれないことを不眠症と呼びますが原因によくあがるのことはストレス・身体的な病気・心理的な病気・薬の副作用・生活習慣の乱れなどがあります。
眠れないといっても人によって幅がかなりあります。不眠の定義などみていきましょう。不眠とは睡眠の質や量や十分ではなく日中に疲れや不調を感じる状態です。一般的な診断基準は以下のようになっています。
□不眠症 睡眠の開始と持続、一定した睡眠時間帯、あるいは眠りの質に繰り返し障害が認められ、その結果何らかの昼間の弊害がもたらされる状態
□慢性不眠症 不眠が週3日以上、3ヶ月以上持続する場合
□短期不眠症 不眠が3ヶ月未満の場合
不眠症の定義だけだと分かりにくい部分があるので、噛み砕い解説をすると寝つきが悪い・寝ていても何度も目が覚める・朝早く目覚めてしまうなどによって、活動する時間に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が起きてしまうことになります。
ここで勘違いしないでほしいことは睡眠時間に対してになります。よく○時間の睡眠が必要などの情報もありますが、あくまでも目安であり、その基準から長くても短くてもどちらでも構わないということです。大切なこと活動時間に悪影響が出ていないかという点が重要になります。
眠るという行為も日々の生活の影響を受けるのでたまたま数日調子が悪いだけなら調子の好不調の範囲におさまります。また、夜眠れないと相談してくる多く人が、話を進めていくと昼間にうたた寝をしているケースも少なくありません。このようなことからも起きている時間はある程度は体を動かしたり活動をする時間を確保することで適切な体のリズムになり、眠ることが出来るようになるのではないでしょうか。出来ることから始めてみましょう。それでも変化ない時は、疾患などが原因になっているかもしれません。