季節の変わり目と急性痛

ここ数日、急性痛と呼ばれる寝違えやギックリ腰だと訴えて来院される方が増えてきています。よく季節の変わり目になりやすいと言われることもありますが原因が季節の変わり目なのかはわかりませんが、肌感覚的に季節とこの症状が重なってくることはあります。

なぜ、季節の変わり目が注視されるのか。考えてみるとこの時期は気温の変動が大きくなるので何かしら体に影響をおよぼしているのだろうと思いますが関連性は分かっていないようです。

そうはいっても環境により体調の良し悪しがあるのならば季節の変わり目の出来事というよりは寒暖差の影響が関係しているのではと思います。寒暖差であれば季節変わり目・春夏秋冬のどの時季でも説明がつきます。ざっくりとした解説ならば温度の変化に体が対応できないことになります。

そうすると冒頭で出てきた季節の変わり目だから寝違えやギックリ腰になりやすいとはならず、痛くなったタイミングが季節の変わり目だったということでしょう。仮にそのタイミングでなる事が多いと感じていたらこれからは関係ないと思ってみましょう。意識に変化を持たせるだけで回避できるかもしれません。

痛くなってしまった時は、痛みを感じている部分と熱を持ている部分を10分くらい冷やしましょう。炎症反応が出ていると特に痛みを感じるので炎症反応に対してのアプローチ方法になります。スケジュールを変更できるのであれば痛めから2日くらいは安静を中心に生活することをおすすめします。

忙しくて休んでいるいる暇はないよという人は注射を打ってもらったり、施術を受けるという方法もあります。しかし、その場で痛みがゼロになるかどうかは行ってみないとわかりません。

痛みがあるとしても目的が達成できそうな状態をひとまずゴールに設定した上で希望を伝えることが出来ると意外と解決方法がみつかる場合があります。

寝違えやギックリ腰になる確率を下げるために普段から健康に気をつけましょう。

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院長のヒトリゴト

  1. 2024.11.30

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