2月も半分が終り、いよいよ年度末が見えてきました。1年という括りの中で何度か区切りになる時があります。例えば年末年始・季節の変わり目・お盆などこの辺りは何かと話題になりやすいです。
こういった区切りに合せて色々な行事・イベントが組まれています。特にこの時季は何かしらの国家試験が毎週続いています。そうするとここに関わってくる人達がいます。それぞれが目的を達成させようと奮闘するわけですが行事・イベントが終ると抜け殻のようになってしまい無気力になってしまうことがあります。
この状態をバーンアウト症候群(燃え尽き症候群)と呼ばれます。現在は様々な状況で起きたことにも用いる言葉ですがきっかけは仕事によって無気力になってしまった事に対して定義されたようです。
バーンアウト症候群を簡潔に解説するといままで熱心に行っていたが何に対しても急にやる気がなくなってしまい日常生活に影響を及ぼしてしまうことになります。
症状のタイプは3つに分けられています。
□情緒の消耗 何をするにも情緒的エネルギーを物凄く使っているのですが気持ちが消耗してくると疲労感が強く感じるようになります。この症状は少しずつ出てくる事や突然出現することもあります。一般的に認知されているイメージしやすいものではないでしょうか。
□脱人格化 情緒の消耗が激しくなるとこれ以上の消耗を避けるために、防衛反応として相手の人格を無視した思いやりの感じられない割り切った行動を取ったりします。
□個人的達成感の低下 思うような成果や達成感が得られなく、やりがいを感じられなくなってしまい、虚無感・絶望感の負のループに入ってしまったりします。
おおまかにこのような症状があります。うつ病の一種になるので治すためには専門家に診てもらい治療を行うことが望ましいです。
現在に至るまでの経過を丁寧に追っていき解決方法を考えていきます。
そして「休む」「自分を許す」「妥協を許す」「今の気持ちを誰かに話す」
これが大きなポイントになります。