花粉症対策①

1月も中盤に差し掛かり早い人だとスギ花粉を感じ始める季節が近づいてきました。飛散の時期は例年並みの予想になる見込みのようです。飛散量は北海道を除き全国的に前年より増えるとの予測が出ています。

毎年前年を上回ると言っているような気がしますが、何を根拠に予想をしているのか。

スギ花粉のライフサイクルから考えているようです。

□12〜1月 休眠期間

□2〜5月 花粉飛散

□6〜9月 花芽分化・生長・種子形成

□10月 花粉形成

□11月 花粉完成

このようなスケジュールになります。もちろん、きっちりと月で分かれる訳でなく変化はもっとグラデーションのような感じで移行していきます。

これを知識の参考にしながら、予測の仕方を紹介します。花粉の量は前年(約半年前)の気象条件大きく左右されていきます。気温が高く、日照時間が長く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され翌春の飛散量が多くなると言われています。半年前は降水量が少なく、日照時間も長い、高温でしたので好条件が揃っているので、今年は飛散量は増えると言われています。

スギ花粉で苦しんでいる人は飛散量は考えず、すでに対策を始めているかもしれません。舌下免疫療法というスギ花粉症とダニアレルギー性鼻炎に効果が期待できる治療法になります。治療期間は3年をひとつの目安にしているようです。約7〜8割の人がなにかしら効果を実感できているが、残り2〜3割の人は効果を実感できていないという結果だそうです。

耳鼻咽喉科やアレルギー科などで受けることができますが長期にわたる治療になる為、根気と継続力が必要になってくることは間違いありません。またいつでも開始できる訳ではなく花粉の飛散が始まる前がスタートできるタイミングになります。

舌下免疫療法で期待できる効果

□症状を和らげ改善する

□治療薬の減量

□QOLの改善

□根治の可能性もある

今の時季からはおそらくスタート出来ないと思いますが気になる人は一度ドクターに確認してみましょう。

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院長のヒトリゴト

  1. 2024.11.30

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