身体のアライメントと痛み

突然ですがアライメントという言葉は聞いた事はありますか。

使う場面によって少し意味が変わります。

アライメントの意味を整理していきます。

□並べる・整列・比較

□ビジネス用語では組織全体の協力体制をより良くし業績向上につなげる考え。

先に紹介した意味の方が使うことが多いのではないかと思います。

ここで覚えたいことは医療用語としてのアライメントになります。

どのような時に使うのかというと「理想的なアライメント」となります。

これだけでは何を言っているのかわからないと思います。

前提条件に骨の配列があると考えていいです。ピンとこない時は姿勢を思い浮かべると理解しやすくなります。

骨の配列は2種類あります。

□静的アライメント 理想的な姿勢での骨の位置と考えましょう。身体を横から見た時に耳たぶ→肩峰→大転子→膝蓋骨後面→腓骨外果の前方 身体を後ろから見た時に後頭隆起→椎骨棘突起→殿裂→両膝関節内側の中心→両脛骨内果間の中心 この部分が一直線に並ぶと静的アライメントが整っていると言えます。

□動的アライメント 運動時のアライメントを指します。例 椅子から立ち上がる時の足・膝・股関節などの位置関係が大切になります。

身体全体のアライメントと解説になります。

部位ごとに細かくアライメント見ていくと色々な角度の参考値などもあります。

理想的なアライメントから外れていくデメリットに何があるのかというと筋肉を痛めやすくなると考えられています。

大枠の考え方として理解する為には、アライメントが崩れた状態で同じ動作を繰り返しすることにより、腱鞘炎やテニス肘などは起きやすくなります。と一度覚えることはいいと思います。

しかし、痛くなる理由はアライメントだけでは不十分なこともたくさんあります。アライメントが正しくても筋肉の動かし方が出来ていない・動かせないことや動き出すと重心の管理が出来なくなってしまうなど色々な事が複合的に絡んでくるので痛みと関連付ける時は視野を広くしましょう。

 

 

 

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  1. 2024.11.12

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