特異的腰痛と非特異的腰痛で疑うこと

前回は坐骨神経痛について話を進めていきました。この症状の原因になり得る疾患に腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症などが登場しました。一般的に腰痛の原因に上げられことが疾患になります。

腰痛で悩んでいる人も多いのですが、原因の特定できるもの・できないものがあります。

今回はこのような視点から腰痛について紹介をしていきます。

どのように分けていくのかというと

特異的腰痛と非特異的腰痛で分けることができます。

□特異的腰痛 原因が特定できる(あきらかな器質的障害がある)腰痛

  • 脊椎転移ガン
  • 化膿性脊椎炎
  • 重度骨粗鬆症
  • 腰椎圧迫骨折
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 腰椎椎間板ヘルニア など

□非特異的腰痛 原因が特定できない(器質的障害があきらかでない)腰痛

  • 筋筋膜性腰痛
  • 椎間関節性腰痛
  • 仙腸関節性腰痛

社会心理的な要因による腰痛 など

それぞれがどのように定義されているのかを知り、さらに疾患も加えていくと放っておいてはいけないケースや生活習慣が大切なもの・運動が大切なものなど対応方法が変わってくることが分かります。

しかし、特異的腰痛にあたる重度骨粗鬆症・腰椎圧迫骨折・腰部脊柱管狭窄症・腰椎椎間板ヘルニアの場合は画像に異常所見があったとしても、症状がないといったこともあります。分かりやすい例をあげると腰椎圧迫骨折は別名「いつのまにか骨折」と呼んだりもします。

これは本人が気が付かないうちに圧迫骨折になっている状態です。痛みが伴っている時もあれば、痛みもなくたまたまレントゲンを撮影をした時に見つかることもあります。

このように特異的腰痛に含まれる疾患でも、痛みとの関係が100%ではないというこです。症状を改善させるための確率は高くなりやすいです。

特異的腰痛と非特異的腰痛で分けて考えるとおおよそ取るべき道筋は決めやすいです。しかし、結果がついてこない時のために知識として頭に入れておきましょう。

多くの人が悩んでいる腰の痛みは非特異的腰痛に分類され、慢性的な痛みになるので慢性痛を知ることは大切だと思います。

 

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