買い物や旅行などで移動する時は、何を使っていますか。電車やバス・自家用車に自転車と聞けばたくさんの乗り物が出てきそうですね。これらの使用頻度は人によって様々だとおもいますが、全員に共通する移動手段は自分の足で歩く事です。
距離は違えど毎日歩いていると思います。この行動について悩む人はほんどいないでしょう。
しかし、歩くとふくらはぎが痛くなってしまい立ち止まってしまい、しばらく歩けなくなってしまう方もいます。
歩けなくなるほどの痛みが出てしまう理由とは何が考えられるか紹介していきます。
分かりやすい原因のものは運動やスポーツなどふくらはぎを肉離れなど筋肉を痛めていると痛くて立ち止まってしまうことも想像できるのではないでしょうか。この原因なら本人も自覚があるので不安に感じる部分は少ないとおもいます。
しかし、これといった原因が思いつかないと不安になると思います。
歩いていてふくらはぎが痛くなる時に、休むと痛みがスーッと無くなっていく場合と痛みが変わっていかない場合があります。
この時に痛みが無くなっていく場合は、腰の神経の圧迫が原因で症状が出現するものと血管が原因となって症状が出現するもののどちらかの該当するケースが多いです。
おそらく間欠性跛行と呼ばれる症状で悩まれていると推測されます。歩いてしばらくする痛みやシビレが徐々に強くなり最後は足を前に踏み出せなくなりますが、休んでいると痛みが嘘かのように消えて歩けるようになります。これが繰り返されます。
疾患名は腰部脊柱管狭窄症と閉塞性動脈硬化症になります。
両方とも間欠性跛行は特徴的な症状で一見、見分けが難しそうですが知っていれば誰でも予測できます。
□腰部脊柱管狭窄症は休む時に座ったり、しゃがんだりすると痛みが消えます。
□閉塞性動脈硬化症は休む時に立ったままで痛みが消えます。座ってもしゃがんでも痛みは消えます。
まずはご自身で確認できるか試してみましょう。
わからない時は一度ご相談下さい。