座っていると腰やおしりが痛くなる

日常生活で座る場面はたくさんあります。通勤通学のバスや電車・仕事中・授業中に食事の時間など。この座っている時に腰やおしりが痛くなって座っていられなくて困っていると相談を受けるケースが一定数あります。

重い物を持ったわけでも、捻ったわけでもなく、ただ座っているだけなのに痛みが腰やおしりに出てしまう。

初めてこの痛みを体験した時はとても不安になると思います。

そうすると原因は何か。

痛みを取るにはどうすればよいか。

痛みの原因をひとつに特定することはできませんが、考えられる比較的多くみられものを紹介していきます。

腰椎椎間板ヘルニアや梨状筋症候群と呼ばれる疾患は座っている時に痛みを発する症状を持ち合わせいます。

痛みを軽減させるために必要なことは座ってから時間がどのくらい経過すると痛みが出てくるのかを把握しましょう。

たとえば、同じ座って痛むとしても、座って1分と60分だとしたら痛む理由は一緒でも内容はまったく違うものになります。そうなると痛みに対しての対応の仕方が大幅に変わってきます。

仮に座って1分で痛みが出てしまうと腰椎に異常をきたしている可能性や椅子に問題がある事など原因は色々かんがえられます。最初にチェックしなければならない項目は筋力麻痺の有無の確認になります。座っている状態は物理的負荷が腰にかかるので神経症状に注意が必要になります。

60分で痛みが出る場合は、同一姿勢を継続しなければ痛みを回避できる可能性が高くなります。座る姿勢を変えてみたり、立ち上がる事が可能なら途中で立ってみたりと痛みを感じにくい環境作りを第一に考えて工夫ができると短時間で変わることも多いです。

だいぶ極端な例ですが、痛みが出るまでの時間の長さにより、取るべき行動が変わってきます。また、座って行う目的によっても変わるので、細かい状況設定や体の状態を確認しながら、個人個人に合わせた方法を見つけていくことが大切になるので、具体的に何をすればいいかアドバイスが欲しい場合はご相談ください。

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