自律神経失調症

今の季節は、気温の変化が激しいので体がなんだかだるいな・しんどいなと感じる人も少なくないです。

気温の変化に体がついていけないとつらさを感じますが、ここに関わってくるものは自律神経になります。

自律神経とは交感神経と副交感神経のことを指しています。

このふたつがバランスを取り合って内臓や血管などの働きをコントロールしています。

具体的には以下の機能が調節されている

□瞳孔を開く/閉じる

□涙を増やす/減らす

□房水を生産し眼圧を維持する

□唾液を増やす/減らす

□皮膚の血管を収縮/弛緩させる

□立毛筋を収縮/弛緩させる(収縮すると鳥肌が立つ)

□汗を増やす/減らす

□心臓の収縮力と心拍数を増やす/減らす

□呼吸数を増やす/減らす

□胃腸の蠕動運動(食べ物を送り出す運動)と消化液の分泌を増やす/減らす

□胆嚢を収縮させ胆汁を排出させる

□膵臓からの消化液とホルモンの分泌を増やす/減らす

□副腎髄質からのアドレナリン分泌を増やす/減らす(交感神経のみ)

□膀胱を収縮/弛緩させる

□排尿・排便のために働く筋肉を収縮/弛緩させる

□勃起、射精

などがあります。

自律神経のバランスが崩れてしまうことを自律神経失調症といい、さまざまな症状が現れてきます。

症状は個人差も大きいのですが、身体的なものと精神的なものがあります。

身体的な症状

□慢性疲労・疲れやすい・だるい・倦怠感

□微熱

□顔のほてり

□汗が多い、汗が少ない

□めまい、ふらつき、立ちくらみ

など

精神的な症状

□イライラ

□不安感

□不眠

□意欲低下

□集中力の低下

□気分の落ち込み

□感情の起伏が激しくなる

などがあります。

自律神経失調症を治していくにはある程度の時間を必要とするので、慌てないことが大切になります。

治療方法は

□薬物療法

□生活習慣の改善

□精神療法

□漢方薬

□オーソモレキュラー療法

などがあります。

これらは専門家に診てもらいながら、適切な判断をしてもらいましょう。

病院を受診する時は心療内科・精神科で治療を受けるようにしましょう。

 

 

 

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