「肩が凝って頭痛がする」と言うセリフを聞いた事がある方は多いのではないでしょうか。
確かに割合から考えると緊張性頭痛の方は多いと思います。
特徴として首から頭の後ろにかけて、締め付けられるような圧迫感のある頭痛になります。
ズキズキする感じがする場合は偏頭痛に分類されるようです。
こちらの場合は血管性の頭痛になるので肩こりは直接的な原因にはなりません。
頭痛=肩こりと言う図式が余りにもメジャーになってしまっているので、頭痛の病態が重要である事を再確認しましょう。
整骨院や治療院などのも頭痛の相談をされる方は多くいますが、
頭痛がどのような時にどの様にして起きたのかをチェックします。
何をを確認しているのかと言うと「生命に危険があるか」このポイントだけは絶対に外すことが出来ません。
整骨院で辛い症状を改善させる介入行う事は重要ですが、全ての症状に対応する事は不可能です。
当院で対応すべき症状でないと判断できた場合、治療ができる病院やクリニックに
素早くつないでいく事も重要な役割のひとつになります。
緊急度の高い疾患が疑われる時は救急車を呼びます。
現在に至るまでこのようなケースで救急搬送させていただいた事が何度かありました。
結果としては心配していた症状が隠れていたことはありませんでしたが、
疑わしき症状に対して希望的観測で施術はしていません。
話がそれてしまいましたが、
頭痛で「生命に危険があるもの」
どのような名称の疾患があるか。
□くも膜下出血
□脳腫瘍
などは代表的な疾患になります。
ここまで読んで頂けた方には整骨院に行くのに、そんなに怖そう病気が隠れてそうな強い頭痛だったら、
そもそも病院に行っているよと思われる方が多いのではないでしょうか。
頭痛の場合は、
痛みのの強さよりも、発生の仕方が最重要になります。
くも膜下出血→突発ピーク型
脳腫瘍→目覚め型
ここをクリア出来なかったら、救急車を呼ぶことになります。
理由は生命の危険があるからです。