間欠性跛行

歩ていると腰や足が痛くて休んでまた歩くとこれを繰り返していかないと移動できない時があります。

ケースとして考えられる事は

□腰の神経を圧迫している時

□足の血管に問題がある時

□ぎっくり腰の時

□足のケガをしている時(捻挫など)

代表的なものは上記のことが多いと思います。

下の二つについては悩まれているご本人も原因がはっきりとしているので痛い箇所をしっかりと治療して症状を改善させていけば歩いて休むを繰り返す事はなくなっていきます。

腰の神経を圧迫している時・足の血管に問題がある時のこの二つについては悩まれてるご本にもはっきりとした自覚もなく症状として現れてきている可能性が考えられるので不安気持ちになる方もいると思います。

歩いては休むを繰り返す症状の代表的な疾患を紹介していきます。

疾患名としては腰部脊柱管狭窄症と閉塞性動脈硬化症のふたつがあります。このふたつの違いは原因になります。

腰部脊柱管狭窄症は骨の変性により神経を圧迫することで歩いては休む症状が出現します。

閉塞性動脈硬化症は動脈が硬くなることで血流が悪くなり歩いては休む症状が出現します。

この症状を間欠性跛行と呼びます。

ここまで何度も出てきているように特徴は歩く休む歩く休むを繰り返します。

休むと症状が軽快していきますが休み方で疾患の判別が可能になります。

□腰部脊柱管狭窄症 座わる・しゃがむ・腰を丸めて休むと症状が回復します。

□閉塞性動脈硬化症 立ったまま休んでも症状が回復していきます。

それぞれの日々の対処の方法には何ができるか。

□腰部脊柱管狭窄症 腰用のコルセットを着用することで腹圧を高くし腰への負担を軽減する。患部の筋肉の緊張を緩める為にストレッチや温めたりする。筋力アップを図る

□閉塞性動脈硬化症 適度な運動(医師の指示にしたがいながら)足のケアを行う。禁煙。食事は腹八分目までにしてそうカロリーを減らしていく。ストレスをため込まないようにする。

 

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