年齢を重ねていくとそれなりに見た目や体は衰えていきます。
しかし、同じ年齢であっても、若く見える人・老けて見える人に分かれていきます。
この差はなぜでしょうか。
見た目で判断をする意味はないので気にしないということもありだと思います。
そういっても、見た目が若く見える人のほうが活動的で元気だなと感じさせられることが少なくありません。
この差はどこからくるのか。
これは遺伝的要因・生活習慣・環境要因・心理的要因などが複合的に絡んできます。
努力で変えられる事と変えられない事がありますが、遺伝的要因以外は意識ひとつでどうにでもできます。
各項目の理屈を紹介していきます。
□遺伝的要因 コラーゲンやエラスチンの生成量、酸化ストレスへの耐性、ホルモンバランスなどは遺伝で決まる部分が大きいです。例えば、テロメアの長さ(細胞分裂の限界を示す)が長い人は老化が遅い傾向があります。
□生活習慣 食事では抗酸化物質(ビタミンC・E、ポリフェノール)を多く摂る人は酸化ストレスが抑えられ、肌や血管の老化を遅らせることができると言われています。質の良い睡眠は成長ホルモンが分泌され、細胞修復が行われます。有酸素運動+筋トレは血流改善、ミトコンドリア機能向上、炎症抑制に役立ちます。筋肉量の維持は姿勢や顔のたるみ防止にもつながります。
□環境要因 UVAは真皮まで達しコラーゲンを破壊。長年の蓄積でシミ・シワ・たるみが顕著になる。
□心理的・社会的要因 慢性ストレスはテロメア短縮を加速させる。孤独感は炎症マーカーを上昇させる。
このような事が関連してきます。
年齢よりも若く見えるということは肌つやなど見栄えの点もありますが
いろいろなことに興味を持ち、実践をして活動的に日々を送ることで、
内面からあふれ出てくる力強さみたいなものが相手に伝わるからだろうと思います。
ここで紹介した項目の全てにおいて少しずつ積み上げることが最大のコツになります。

















