突然、筋肉が硬くなって物凄い痛みを感じたことはありますか。
起きている時でも、寝ている時でも関係なしに襲ってくる痛み。
筋肉がつってしまっているからです。
強烈な痛みでも時間が経過するとスーッと痛みが無くなっているはずです。
できれば経験をしたくない痛みになると思います。
筋肉が攣らないようにするため・攣った時の対処方法を紹介していきます。
攣る原因
□電解質の不均衡 発汗による水分や電解質の喪失(特にナトリウムやマグネシウム)が起こると、筋肉の神経信号が乱れ、痙攣が引き起こされます。運動中や暑い環境下での発汗、脱水症状が主な原因です。
□筋肉の疲労 長時間の運動や過度な負荷により筋肉が疲労すると、筋肉の収縮と弛緩のバランスが崩れ、痙攣が起こりやすくなります。特に、普段使わない筋肉を急激に使う場合や、筋力不足の状態で負荷をかける場合に発生しやすいです。
□血流不足 筋肉への血流が不足すると、酸素や栄養素が十分に供給されず、老廃物が蓄積することで痙攣が誘発されます。長時間同じ姿勢を続けたり、冷えによる血行不良も原因となります。
□神経系の異常 神経の過剰な興奮や、筋肉と神経の連携の乱れが痙攣を引き起こすことがあります。特に、睡眠中や安静時に起こるこむら返りは、神経系の調整異常が関与している場合があります。
□その他の要因 薬の副作用:利尿剤や一部の降圧剤が電解質バランスを崩すことがあります。
□栄養不足 ビタミンB群やマグネシウムの不足も関与します。
□疾患 糖尿病や神経疾患、甲状腺異常などが背景にある場合も否定はできません。
主なものをざっと上げてもこれだけの理由があります。
この中でも多い理由に上げられるのは、脱水症状・筋肉の疲労・血流不足になります。
しかし、この中のどれか単独で起きるというよりは複数が絡み合って起きることがほとんどなので、
生活習慣を見直すところから始めてみましょう。
それ以外の可能性が高いと感じるのであれば、病院で相談をしたほうがいいでしょう。