生活の中には歩くという行動があります。
運動機能に障害がなければ、何かを意識することなく歩いていると思います。
歩くという行動も意識によって、2種類に分けることができます。
それは、歩行とウォーキングになります。
□歩行は日常生活の中での移動手段としての歩く行為。特に意識せずに行うことが多いです。
□ウォーキングは運動としての歩き方を指します。健康維持やフィットネスのために意識的に行うもので、ペースやフォームに注意を払います。
ここで解説しているウォーキングでは便宜上フォームも気にするとしていますが、歩行でも気をつけたほうがいいです。
歩行にせよ。ウォーキングせよ。
なかなか、自分の歩いている姿をみることはできません。
動画でその姿をみると自分でイメージしていたものとはかけ離れていることが少なくなく、歩き方が格好よくないと感じることが多いようです。
格好よくみえるということは、効率よく体を使えているともいえます。
効率のよい歩き方のポイントとは、
□姿勢 頭をまっすぐに保ち、顎を引いて、胸を張ります。肩をリラックスさせて自然なカーブを維持しましょう。
□視線 5~6メートル先を見て歩くことで、自然な姿勢を保つことができます。
□腕の振り 腕をリズミカルに振ることでバランスが取りやすくなり、歩行が安定します。肘を90度くらいに曲げて前後に振ります。
□足の着地 かかとから着地し、足裏全体で体重を支え、つま先でしっかりと蹴り出すことが大切です。
□リズム 一定のリズムで歩くことで、効率よく移動できます。音楽を聴くなどしてリズムを意識するとよいです。
□呼吸 深くゆっくりとした呼吸を心がけ、酸素をしっかり取り入れましょう。特に息を吐くことを意識しましょう。
効率のよい歩き方をマスターできると歩くことが原因になる腰や膝の痛み防止にも役に立ちます。
たまにはが大きなガラスなどにうつる歩く姿をチェックしてみましょう。