肩こり・腰痛など体の痛みはできれば問題を解決していきたいと思っている人は少なくありません。今は気軽に調べることが可能なので、肩こりや腰痛などの解消方法や改善方法と検索をかけると一瞬で沢山の情報が出てきます。その中でも多いのは体のゆがみ・骨盤のゆがみ・足のアーチが大切など、どこか一部分にフォーカスしてそこが原因になります。と言い切ってしまっているものをよくみかけかす。もちろん、その部分に刺激を加えることで症状が改善していくことはあります。逆に変わらないこともあります。場合によっては全然関係のないことをしても症状が改善していくこともあります。このパターンは症状のつらさを話していたら、痛みが無くなったなどでこのようなことは聞いたり、体験したことがあるひともいると思います。
そうすると一番大切なことはどれになると考える人が出てきます。結論をいってしまうと全部大切で不必要なものはないと考えることが妥当だと思います。もう少し細かく分けると前提条件によって優先順位が変わります。今回は冒頭の段階では体の痛みを条件にしていますが、これだけでは人と話す時に前提条件としては不十分になります。この痛みは急性痛or慢性痛のどちらか分からないので話している時にイメージしているものが同じでなければ話が噛み合ってこない上に優先順位も変わることが分かると思います。だからこそ、話をする時は前提条件を揃えることが大切のなります。
一般的に肩こりや腰痛の話になった時は慢性痛としての話で進んでいくので冒頭でゆがみなどワードが登場しています。もし、急性痛で足首を捻挫して痛みがあるのならば、ここでの前提条件は捻挫したことで骨・靭帯・筋肉など器質的損傷の痛みの有無の確認になり、体や骨盤のゆがみは関係ないことは容易に想像できると思います。これが急性期の痛みが取れ始め器質的損傷が回復するとその時に感じている痛みについての着目点は変わってくるので最終的に全部大切となります。
ここでの体は全部大切ということは運動器の話なります。