体の痛みについて知り合い同士で話している時に腰が痛い・体全体が痛い・関節が痛いなどあります。あとは起きた時から痛い・寝ている時も痛いということあります。場所や時間で痛みを表現します。このような話を着ていると念のために病院で診てもらったほうがいいなと感じることもあります。
今回は関節リウマチを紹介をしていきます。朝、起きた時から体が全部痛いと言う人は実際は体の関節を指していることが多く、比較的、遭遇する確率の高い疾患になるので知識として頭に入れておくと役立つのではないでしょうか。
この疾患の特徴として痛くなり始めた頃はそこまで強い痛みでないことがあるようで本人も軽く関節を捻ったり、その付近をぶつけてしまったかなくらいで痛みに対してそこまで意識が向いていないようです。これは当院でのちに関節リウマチと診断を受けた人の例になりますがこのようなケースが数件ありました。
どうしてこのような事がおきるのか。
関節リウマチの進行パターンが大きく分けると3種類になるからです。
①発症して急速に症状が現れて、その後症状が緩和していく。
②症状の改善と悪化を繰り返しながら、徐々に進行していくパターン
③発症後急速に進行してしまうパターン
①と③の時はほとんどの人が医療機関を受診すると思います。また、医療機関でもこのパターンは相対的多い訳ではないようです。②のパターンで進行していくタイミングのどこかで医療機関や整骨院・治療院で気がつき治療につながっていくケースが最も多いようです。
関節リウマチは自己免疫疾患のひとつになるので、完治は難しい疾患になり、症状と上手に付き合っていくことになります。医療は日々進歩しているので、早期に治療を開始をすることで骨の変形や機能障害を防ぐことができます。ひと昔前は関節リウマチだと変形もひどいので見た目わかってしまいましたが、現在は見た目だけでは分からない人がほとんどなのではないでしょうか。不安がある時は専門家に相談をしましょう。