口腔の役割

こちらの漢字を読むことが出来ますか。「口腔」こうくうと読みます。

消化器官の最前端になります。食べ物をかみ砕いたりしています。そんなこと知っているよと言われそうなないようですが、口腔と口腔内の問題は乳幼児から高齢者まで全ての人の健康に関わってくると言われているので口腔機能が低下するとどの様な問題があるのか紹介していきます。

口腔の主な機能を確認していきます。

□咀嚼と嚥下 食べ物をかみ砕いて飲み込みます。

□唾液の分泌 唾液は咀嚼と嚥下をしやすくする。歯や粘膜の保護、抗菌作用などがあります。

□言葉を発音する 歯・顎・骨・口唇などの機能や形によって言葉を発します。

□表情を作る 口元の形で表情を作ります。コミュニケーションをとるのに役立ちます。

□嚙み合わせ かみ合わせが悪いと体に悪影響がでやすくなります。

この基本的な機能が欠けてしまったり、機能低下が起きると何が起きる可能性が出てくるか。

□食べ物が噛みづらい

□口の中が乾く

□硬いものが食べにくい

□活舌が悪くなってきた

などの症状が出てきたりします。

口腔機能が低下してしまうと食事や会話が難しくなり生活の質が落ちてしまいます。

たとえば食べ物がうまく噛めなくなると食事が出来なくなり結果、低栄養になる。栄養がしっかり摂れなければ活動能力の低下や筋力の低下につながります。また、人との食事も苦手に感じ避けるようになる人が増えます。そうすると社会から疎外的になってしまいコミュニケーション機会の減少などからQOL低下になってしまう流れになりやすくなるので口腔機能は大切です。

もちろん、誰でも出来るトレーニングで予防する為の方法もあります。

□口を動かす体操 「ウー・イー」と声を出しながら口を動かします。

□頬を動かす体操 口に水を少し含み口の中でブクブクしなが口の中で水を動かします。

□舌を動かす体操 左右の頬の内側に舌を交互につけて動かします。

発声や食事などで使う筋肉を意識的に動かす事が訓練になります。

 

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