下にある画像のカバンに付けてある札はご存知でしょうか。駅などにポスターが貼ってある風景を目にした事もある方はいると思います。
ヘルプマークと言って障害や疾患が外見からは分からない人が、支援や配慮を必要としている事を周囲に知らせる事が出来るマークになります。
ヘルプマークの歴史はまだ浅いですが、東日本大震災の時に障害をお持ちの方や手助けが必要な方などが「必要とする支援の方法を上手く伝える事が出来なかった事が発端になっているそうです。平成24年(2012年)10月に都営地下鉄大江戸線でヘルプマークの配布や優先席へのステッカー表示が始まり現在全国に広がっています。
「+」のマークは助けを必要としている意味している。「♡」のマークは助ける気持ちを意味意味している。中学校の教科書ではユニバーサルデザインの一例として紹介されているそうです。
認知度としては知らない方も多くいるでしょうし、見たことはあっても何のために付けている知らない人も多いと思います。しかし、学校の教科書で紹介していると言う事で年月と共に認知度は上がってくると思います。
困っている人を見かけた時に声を掛けにくい世の中になってきている気もしますが、ヘルプマークをつけていたら声もかけやすいかもしれません。
見た目で分からない障害はどんなものがあるのでしょうか。
□高次脳機能障害
□統合失調症
□てんかん
□発達障害
□内部障害(呼吸器系・心臓系・腎臓系など)
いつ誰がなってもおかしくない物ばかりですが実感が湧きにくいかもしれません。
身近に感じてもらいやすい事だと
□寝違えて首が動かせない状態
□ぎっくり腰でやっと動ける状態 など
寝違えやぎっくり腰など経験した事ある方も多いのでは、この状態でで満員電車に乗らなければいけないとしたら立っている事は想像するだけも大変ですね。
当院では寝違えやぎっくり腰で施術を受けられ方には見た目で痛い事はわからないので外では特に慎重に動いてい下さいと伝えています。