肩こりの概念

肩こりという言葉は見たり聞いたりした事がない方はいないのではと感じるくらいに色々な媒体で見聞きします。悩んでいる人や気にしている人の多さがわります。

しかし、肩こりが全く感じたことがないという人も沢山います。

肩こりという概念が出来たのは明治20〜40年代にかけて肩がこるという言葉が出始めたようです。この表現の仕方が日本独特のものになるようです。また、外国人に肩こりはない言う噂もあったりしますが、実際は表現の仕方の違いであると考えられています。ちなみに日本に滞在歴の長い外国人は肩こりを訴えて当院を利用される方も一定数います。

肩こりの定義ははっきりとしたものはないようですが、おおむね以下の内容があてはまってくるようです。、自覚的に首・肩甲骨の上部・肩甲骨の間(背中)に不快感やじっとしていても痛いなどを感じ、筋肉が硬くなっている状態を指していると思います。

ここで重要なポイントになってくる事は症状は自覚の有無にかかってくる事を見逃してはいけません。筋肉が硬いから肩こりになるという事は成り立たないと言えます。

しかし、世間では肩こり=筋肉が硬くなっているという図式が成り立ってしまっています。よくあるパターンでは床屋や美容院のサービスで肩のあたりを少し揉んでくれたりします。この時に筋肉が硬かったりすると肩凝ってますねという会話があったりします。話かけている側に深い意味は無くコミュニケーションの一環として言っていると思いますが、肩こりの自覚のない人が言われるとそこを起点にして症状を感じ出してしまう人もいます。

首や肩・背中に自覚する調子の悪さや痛みが筋肉が硬かろうが全く気にする必要がありません。

逆に筋肉が柔らかいと言われる人でも首や肩・背中に自覚する調子の悪さや痛みを感じている事あります。

なぜ筋肉が硬いと肩こりと言われるか、おそらく相対的に筋肉が硬い人に肩こりの症状がある人多いからだと推測されます。

肩こり解消のひとつに意識をしない事も大切です。

 

 

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