歩く・走る・運動するなどの足をよく使う動作をしているとスネやアキレス腱が痛いなと感じる方が出てきます。
どちらの部位も繰り返し筋肉や腱を動かす事から使いすぎ(オーバーユース)となりその結果、炎症症状が起きてしまい痛みにつなっがてしまいます。
スネやアキレス腱の痛みに対してはふくらはぎやふとももの柔軟性を上げていく事が大切になってきます。
ふくらはぎは下腿三頭筋とヒラメ筋から成り立っています。この筋肉をまずはストレッチをしていきます。ほぼ同じ場所にありますが、下腿三頭筋がヒラメ筋の上に乗っている状態になります。ふらはぎと一括りにしてしまうとストレッチも同じになってしまいますが、別々の筋肉なので、ストレッチの効かせ方も同じではありません。
立ったまま出来るストレッチを紹介します。
下腿三頭筋は左右のどちらか伸ばしたい足を後ろに持っていき膝を伸ばした状態で前に出ている足の膝を曲げていきます。小学校で習ったアキレス腱伸ばしになります。ちなみにアキレス腱はこの体勢ではストレッチが効きません。
ヒラメ筋は左右のどちらか伸ばしたい足を後ろに持っていき膝を曲げた状態で前に出ている足の膝を曲げていきます。
ほとんど同じやり方になりますが、伸ばしたい筋肉の膝を伸ばすor曲げると言う違いがあります。寝て行うストレッチも同様の事が言えます。
スネやアキレス腱の痛みで悩んでいる層は圧倒的にスポーツ(部活)をしている学生やランニングを趣味にしている人からの相談が多いです。もちろん、日常生活でも痛くなる事はあります。
シンスプリントやアキレス腱炎と呼ばれています。一度、痛みが出始めると治る期間が長くなる傾向が多いと感じています。
確実に痛みを取る事に集中できる環境ならば、一旦、運動を中止して完全に痛みを取り除く事をお勧めします。
大会まで期間がない。レギュラーの当落線上で休みたくないなどの理由で休むことを決断出来ない時は専門家に相談してみましょう。