有痛性外頸骨について

人の体は同じでようですが全く同じわけでもありません。

このようなケースで多いものに外頸骨があります。

外頸骨とは足の舟状骨の内側に過剰骨として存在します。

簡単にいうと足部の内側に出っ張っているものをさします。

外脛骨は、先天的に存在する過剰骨の一つで、舟状骨の近位内側に位置します。
人口の約10~20%に存在するとされ、特に女性や若年層で症状が顕著になる傾向があります。外
脛骨には3つのタイプがあり、それぞれ大きさや形状が異なります。
タイプ1 小さな独立した骨片で、舟状骨と靭帯でつながっている。
タイプ2 舟状骨と軟骨でつながり、比較的大きな骨片。
タイプ3 舟状骨と完全に癒合し、突起として存在。

 

これはある人とない人に分かれるので、足部の内側が出っ張っていても知らない事が多いです。

どういう事と思う人もいるかもしれませんが、そもそも、靴や靴下を履いていることがほとんどということもあり、

人の足部の形を確認することはほとんどないからです。

足部に過剰骨があったとしても、痛みがなければ全く問題ありません。

まれに、過剰骨が痛みのきっかけになることがあり、これを有痛性外頸骨といいます。

有痛性外頸骨の症状は

□足の内側の痛み 舟状骨の内側(足の土踏まずのやや前方)に局所的な痛みや圧痛が生じる。特に長時間の歩行や運動後に悪化する。
□腫脹や発赤 外脛骨周辺の軟部組織が炎症を起こし、軽度の腫れや赤みが見られることがある。
□硬さやこわばり 足のアーチ部分の動きが制限され、朝や運動後にこわばりを感じることがある。
□靴による不快感 靴の内側が外脛骨を圧迫し、履き心地が悪くなる。
□歩行困難 重症の場合、痛みのために正常な歩行が困難になることがある。
このような症状で悩んでいる場合は専門家に相談をしてみましょう。
ほとんどのケースで保存療法で症状の改善が見込めるので、
早めの相談で重症化をしないようにしましょう。

 

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