前回は足首の動きについて話を進めました。
動きはオーバープロネーション・アンダープロネーション・ニュートラルプロネーションに分けることができて
体の構造上、痛めたり、違和感を覚える時はオーバープロネーションがきっかけになっていることが多いので、
オーバープロネーションについて少し掘り下げていきます。
歩行でも、ランニングでもオーバープロネーションの動きが繰り返されると必要以上の衝撃を足首が受けることになります。
一部の関節や靭帯・筋肉などに負担がかかり続けることで痛めることになり、特に足首の内側にある筋肉や靭帯を痛みを感じるようになります。
オーバープロネーションの主な原因
□歩き方・走り方の動き
□遺伝性
□靴サイズが合っていない
□足底アーチの機能不全
などが考えられます。
オーバープロネーションは体に染みついているクセの部分が強いので、いきなり改善できるケースは稀です。
エクササイズを継続しながら動きを変えていくことになります。
しかし、オーバープロネーションを改善したい・治したいと思うタイミングは
体に痛みや違和感が出ているなど理由があるはずなので、少しでも早く状況を変えたい思っているはずです。
即時的に変えていくにはアイテムを活用しましょう。
アイテムを活用することでオーバープロネーションを矯正します。
□オーバープロネーションに強いシューズの活用
□インソール活用
このふたつは足の下から内側に倒れこんでいる足首を矯正します。
既定の販売されているものだと足に合う合わないの問題がでてくるので、予算に余裕があるならば
オーダーメイドでご自身の足に合せたほうが効果をより得やすいと考えられます。
□テーピングの活用
伸縮性のテープを使用します。足の動きをテープの貼り方とテンションによって調整をします。
その日の状態に合わせて変えることができるので汎用性が高いのでおすすめしやすいです。
しかし、貼り方など技術を必要とすること・テープのコストがかかり続けることはデメリットになります。
オーバープロネーションが原因になっている痛みや違和感と考えられる時に早期に症状を変えていきたいと時は
このようにアイテムを活用しながら、エクササイズをおこなっていくことがベストではないでしょうか。