12月は師走といって年末はいろいろと忙しくなることを意味する言葉になります。
全然違う角度からみると12月は1年間の中でもっとも飛んでいる花粉が少ない時期でもあります。
花粉が飛ぶと聞くとスギ花粉を頭に思い浮かべる人が多いのですが、
いろいろな種類の花粉が月ごとに代わる代わる飛んでいます。
花粉が飛んでいるところ目で確認できることはほぼないので、
花粉症でない人は花粉は常に飛んでいるということに気が付ていない人もいます。
いろいろな種類の花粉に反応する人にとっては12月は少し体が楽になりやすい時でもあります。
そうはいってもスギ花粉の量は物凄いので、悩んでいる人も多く、
スギ花粉症の対策として、たくさんのグッズや花粉症を楽にする情報が乱れ飛びます。
治るとは思っていなくても、くしゃみが、鼻水が、目のかゆみが少しでも楽になればと
ひとりひとりが対策をしています。
対策のひとつに舌下免疫療法があります。
これはアレルギーの原因であるアレルゲンを少量から舌下投与することで体をアレルゲンに慣らしていきます。
その結果、症状を軽くしたり、根本的に体質改善をすることでアレルギー反応を少なくすることを狙います。
この方法は、医師の診断のもとで治療を進めていくので誰でもできるわけではありません。
受けてみたいと思ったら、病院やクリニックを受診する必要があります。
受診して検査を受けて、スギ花粉症・ダニアレルギー性鼻炎の確定診断が付くと舌下免疫療法を開始することが可能になるようです。
スギ花粉の舌下免疫療法を始める場合は、スギ花粉が飛散していない時でないと始められないので
始めたい人は注意が必要になります。
また、体質改善をしながら効果を出していくので
3〜5年間は治療を継続して、月に1回は1度は受診をしなければなりません。
効果は数ヶ月で実感できる人が少なくないのですが、治療を継続する必要はあります。
ダニアレルギー性鼻炎はいつでも始められるようです。