前回はランナー膝になってしまう理由などを紹介しました。
ここから痛みが出てしまった時に何をして患部を回復させていくのか。
また、予防について話を進めていきます。
ランナー膝になってしまう理由は前回のブログを参考にしてもらうとして、
膝の外側に位置する腸脛靭帯の炎症によって痛みが出ているので炎症を取り除くことと膝周囲の筋肉の硬さをとっていくことになります。
痛みを抑えることを考えると炎症により、熱をもっている可能性が高いのでアイシングをします。
ここでのアイシングをして受けられる効果は
□痛みの緩和
□血液の循環をよくする(長時間の冷やすことは逆効果)
□腫脹がおさまり、関節が動かしやすくなる
などが見込めます。
また、炎症が残っていると治療でできることが少なくなってしまうこともあるので炎症を取り除くことは大切です。
次に筋肉の緊張の緩和や上手く使えていない筋肉の活性などをしていきます。
筋肉の緊張を緩和させていくにはマッサージ・ストレッチなどで刺激を与え血流を良くしていきます。
筋肉がやわらかくなると血流がよくなるので疲労の回復などにも役に立ちます。
また、関節の動きもよくなるので筋肉への負担が減り、ランニングの疲労が溜まりにくい循環に入ることができます。
マッサージ・ストレッチなどは整骨院や治療院などで受けるパターンとマッサージガンやストレッチポールなどでおこなうセルフケアがあります。
このような方法で痛みが改善したとしても再び痛みが出ないようにするために予防は欠かせません。
□適切なトレーニング 膝に負担をかけすぎないように、適切なトレーニング方法を守ることが大切です。無理な無理をせず、徐々に強度を上げることが重要です。
□適切なシューズ: 膝に負担をかけないように、適切なランニングシューズを選ぶことが重要です。シューズのサポートが不足していると、膝に負担がかかりやすくなります。
□強化運動: 膝周りの筋肉を強化する運動を取り入れることで、膝の安定性を高めることができます。
治療と予防をおこないましょう。