慢性腰痛と向き合う

腰やおしりが痛くて動く事がつらい。この痛みをどうにか楽にしようと色々調べて実践してみることがあるとおもいます。

大切なことは、危険な腰痛かそうでない腰痛か。まずは判断することになります。しかし、腰痛で悩んでいる人の大半は慢性的な腰痛になります。この慢性痛の場合は腰に限ったことではありませんが、痛みに波があります。コミュニケーションを取っていると痛みを感じている時もあれば、痛みを忘れている時もあります。

例としてよくある痛みの波は

趣味をしている時は痛みを感じていなくて終わると痛みを感じると言う話はよく聞きます。趣味でなくても何かに集中している時でも同様のことが起きる確率は高いようです。逆に気持ちがあまり乗らないことをしている時は痛みをより感じることが多いようです。

この例で重要な事は体に特定の刺激や理屈が無くても痛みを感じていない事があるという事実になります。ここを理解できるようになると慢性的な腰痛との向かい合い方が上手になります。

調べるとなると今はスマホやPCで検索をして探す人が大半です。腰痛のタイプや姿勢・骨盤などこれが原因と断定している文言を多く目にしますが、きっかけや要素として関連しているとしても原因にはなり得ません。

慢性的な腰痛に対しては原因を探して痛みを解消しようという思考をやめて、痛みを感じないもしくは弱くなる状態を見つけて新しい感覚になる体を目指す事が結果として痛みの解消やQOLの向上につながっていきます。

なぜ、ここに目を向けてもらいたいのか。

腰を痛くしてしまったきっかけがずっと痛みを出し続けるからではないからです。痛みにのメカニズムは複雑なので痛みの入り口がわかっていて入り口に戻れば痛みが解消するとはかぎらず、痛みの解消はまったく違う出口があったりします。

これは痛みが解消したからその方法や手法で介入した部分が原因だったとはならない事と同じになります。

何をいっているかピンとこない時は痛みの波であげた例を読み返してください。

 

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