腰に痛みを抱えて悩んでいる人は多くいます。
痛み方は人それぞれで傍からみた場合もすごく痛そうに見える人から痛そうに見えない人までいます。
痛みの感覚は主観になるので、本人が痛いといえばそれが真実になります。
痛みが減少しているかどうかも傍から判断することは容易ではありません。
痛みが強く全く動けないような場合は動きがスムーズになることで痛みが減少しているだろう想像できます。
しかし、動作が普通に出来ている時は見た目で痛みの度合いは分かりません。
腰の痛みは慢性的な人も多いので、良くも悪くも痛いといいながらも動けている人がほとんどになります。
今回はこのような人達の腰の痛みに焦点をあてていきます。
重い物を持てるし、動くこともできるが動作をしていると痛みがだんだん出てきてしまうが普段は痛みを感じないといった場合は、
ケースによるとはいえ体の動かし方に問題があり腰に過度な負担をかけていることが多いです。
この場合で伝えるアドバイスは腰の骨を動かせるようにする。
腰の骨の関節はもともと大きく動くものでありませんが、腰を曲げたり、伸ばしたりできます。
腰に痛みを抱えている人は腰の骨を動かすことが苦手な人が多いので、適切に腰の関節を動かせるように訓練をしていきます。
腰の関節を動かすと背骨の関節や骨盤の動きが必然的に連動することになり、関節の動きが滑らかになることで周りの筋肉への負担を減らすことにつながっていきます。
このようにひとつの動きができることによって関連して全体の動きがよくなり痛みの改善がみられることはすくなくありません。
今回は腰の痛みに焦点を当てているのでこのような解説になりますが、肩こりや背中の痛みでも腰の関節の動きをよくすることがポイントになることもあると思います。
背中の関節の動きを意識した方がいい場合もあるかもしれません。
体の動きは全体を把握した上でピンポイントのアドバイスをすると効果的になります。