腰の痛みは悩む人が多い部位になります。
痛みの原因はいろいろありますが今回は妊娠にまつわる腰痛について紹介をしてきます。
出産は関わる人にとって一大イベントのひとつになります。
その主人公になる女性は体にさまざまな変化が出てきます。
多く人が妊娠中から産後にかけて腰痛を訴えます。
妊娠中はお腹も大きくなり、反り腰の状態で体を支えるので腰や背中に大きな負担がかかってしまうことによって、筋肉が硬く張っている感覚が強くなり、痛みにつながります。
この時の痛みの改善方法はお腹に赤ちゃんがいるので、できることはそこまで多くありませんが、普段は腰が反らないようにかかと少しだけ高い靴(1〜3㎝)履くと腰の反り具合に少し変化を出て腰や背中の緊張緩和になり腰痛の軽減につながりやすいです。
また、マタニティーコルセットを使用することで腰痛の軽減や解消が期待できます。強く締めすぎたりすることはよくないので使用方法はまりましょう。
腰の筋肉を緩めたい感覚がある時は、直接、腰の筋肉をゆるめることは禁忌になっているので、腰に関係する足や背中の筋肉を緩めることも効果的です。
産後の腰痛の要因は
□分娩時の影響 分娩をするために、お腹の赤ちゃんの大きさに合わせて靭帯や筋肉が緩み、骨盤が開きます。出産後、約1ヵ月くらいかけて元の状態に戻ります。この時に緩んでいる靭帯や筋肉の影響で腰痛につながりやすい。
□育児の影響 育児を行う時に腰へ負担が加わりやす姿勢になってしまっていることも多い。
□メンテナンスの時間がない 育児に割く時間によって、なかなか自分の体のことに当てる時間が取れず、腰痛など自覚があっても我慢をして悪化させてしまう。
妊娠中から産後まで腰を痛めてしまう要因はいろいろあり、ひとつの理由だけで痛くなるよりも複数の理由が重なり合って腰痛になることが多いので、自分の努力でどうにかできるものと周りの人の協力が必要なものもあるので、痛みをひとりで抱え込まないようにしましょう。