スポーツをしていると体が痛くなったりすることもあります。
原因がはっきりと分かるものやいつのまにか痛くなってしまったものなど、いろいろなパターンがあると思います。
今回、紹介するケガはアキレス腱炎になります。
アキレス腱は体の場所でも、ほとんどの人が知っていると思います。
この部分が痛くなると酷ければ歩くこともつらくなってしまうので知識をつけていきましょう。
アキレス腱炎はアキレス腱が炎症を起こしてしまい、アキレス腱が伸びたり縮んだりする時に痛みを出します。
炎症の度合いが酷ければじっとしていても、痛みを感じることもあります。
アキレス腱をつまんだりすると痛みを強く感じることがほとんどなので、足首を上下に動かすと痛い・アキレス腱をつまむと痛いとこのふたつが揃ったらアキレス腱炎の可能性が高くなります。
アキレス腱炎になりやすい人はスポーツをしている人の割合が圧倒的に多くなります。
その中でも、ランニングやジャンプなどが多い種目にみられやすいです。
これはアキレス腱に対して繰り返しの刺激が加わることが理由になります。
年齢を重ねるごとに、発症しやすいといわれています。
これはアキレス腱に関係する筋肉などが加齢によって柔軟性を失っている人の割合が多くなるからではと推測します。
アキレス腱炎は初期の段階なら動き始めは痛みを感じていても、動いているうちに痛みが消えていくこともありますが症状が治り切らずに繰り返しているとアキレス腱断裂のリスクが高くなるので無理をすることはやめましょう。
治療方法は炎症が残っているときは、安静と炎症を抑える成分の入った湿布を含む外用剤・鎮痛剤・アイシングを行います。
炎症が治まったら、血行を促進させるために温熱療法などをおこないアキレス腱に負担がかからないようにしていきます。
日常生活で痛みがなくても、運動をすると痛みがでるということもあるので、復帰のタイミングやケアについて専門家と相談しながら決定していくことをおすすめします。