頭痛で押さえておきたいポイント③

今回は片頭痛について紹介していきます。頭痛の中では一番知れ渡っている名前なのではないでしょうか。

頭が痛くなることイコール片頭痛と思っている人もいるようです。

片頭痛は調べていくと漢字がふたつ出てきます。

「片頭痛」と「偏頭痛」になります。どちらが正解かというと「片頭痛」になるので間違えないよう気をつけましょう。

片頭痛はどんな特徴があるのか。

頭痛持ちの頭痛と呼ばれるほどメジャーな頭痛になります。

主に頭の片方がズキズキと脈を打つような痛みがします。そして、頭痛が始まる前にギザギザの光、オーロラやモザイクのような模様が20~30分見えて、視界が悪くなる人がいます。これを閃輝暗点といいます。ただ、前兆のある人とない人がいます。頭痛の発作は4~72時間程度続いて、自然に回復します。20〜40代の女性に多いともいわれています。

症状

□頭の片方にズキズキします。両方がズキズキすることもあります。

□動くと痛みが増す。

□吐き気や嘔吐がある。

□下痢

□音・光・ニオイに対する不快感

などは代表的なものになります。

片頭痛を持っている人は良くも悪くも症状に慣れていることが多いのですが、吐き気・嘔吐・下痢・腹痛の症状が強く、日常生活に支障をきたすようなら、「体質だから」「いつものことだから」と放っておくことはやめておきましょう。時に重大な疾患によって片頭痛をおこしていることもあるので、頭痛外来・神経内科・脳神経外科などを受診するようにしましょう。

片頭痛の症状が出てしまい動くこともままならないという時は

□患部を冷やす 血管を収縮させて拡張を抑えることで症状が軽減する。

□静かな暗い場所で休む 動いたり・騒音は症状を悪化させる要因になるので、これらを避けると症状が軽減する。

□コーヒーなどを飲みカフェインを摂取 カフェインには血管を収縮させる作用があるので、症状を軽減させることができる。コーヒー・紅茶・緑茶などは1日3杯くらいが適量になります。

 

 

 

診療時間

お越しの際は

横浜市中区本牧町2丁目284-16
【アクセス】
JR線「山手」駅より徒歩17分
JR線「石川町」駅よりバス10分
【お車でお越しの場合】
当院前の本牧通り
11:00~15:00まで駐車可です。
 

院長のヒトリゴト

  1. 2024.04.30

    眼精疲労とは
PAGE TOP