度々ある相談ごとに骨が折れているのか。確認をして欲しいと言われることがあります。このような時はご本人としては、骨折はしていないと思うが痛みが少し強いし腫れているので実際はどうだろうと不安を持っている時になります。きっかけになる出来事としてよくあるのは、足の指を椅子にぶつける・タンスやドアの角にぶつける・トイレの便器にぶつけるや手首・足首を捻ってしまったなどあります。
骨折をしてしまう理由は色々ありますが、こんなことで骨が折れてしまうのかということから、これでも骨は折れないのかという結果まであります。トータル割合からすると骨が折れる確率は打撲・捻挫よりは低くなります。どんあに体が丈夫だとしても骨に対して絶妙なタイミングで負荷が加わってしまうと骨折につながってしまいます。骨折がどんな時に起きるのかなど知識をつけていきましょう。
骨が折れてしまうパターンは3種類です。
□外傷性骨折 骨に対して直接外力が加わったり、間接的に外力が加わったりして骨が折れてしまうことをさします。皆さんが思い浮かべるような転ぶ・ぶつかるなどケガによるものと考えると分かりやすいです。
□病的骨折 病気によって骨の強度がなくなってしまい、考えられないような弱い力で骨が折れてしまいます。認知度の高いものは「いつのまにか骨折」と呼ばれる腰の骨の圧迫骨折があり、これは骨粗しょう症が絡んでいることがほとんどになります。その他は骨腫瘍や白血病などがある。
□疲労骨折 繰り返し特定の動きをすることによって骨の一部分に負荷が加わり続けて骨が折れてしまう。競技スポーツを行っている選手に多くみられます。
どの種類の骨折も本人の自覚とは関係なく起きてしまっていることがあります。年齢や環境のバックボーンによって疑わしいものや除外しやすいものに分かれていきます。
見た目や痛みだけでは判断難しい場合もあるので、骨折とは関係ないと感じていても何かおかしいなと感じたら専門家に相談しましょう。