体に痛みを感じていると日常生活では何かと不便なことが増えてきます。これは部位に大きさは関係ありません。実際には大きい部位よりも小さい部位のほうが繊細な動きでも影響があるので辛さが増すかもしれません。
そのようなことも踏まえて今回は指の痛みついて紹介をしていきます。
指の痛みにも色々あります。ぶつけて痛くなった・気がついたら痛くなっていたなど。原因があって痛くなっている時はどう対応をすればいいのか分かるので心配は少ないかもしれません。しかし、原因もよくわからずに痛みを感じていると心配も増しやすいです。
知っている人も多いかもしれませんが、指の痛みで多い痛みに骨が変形してしまう疾患があります。へバーデン結節といい指の第一関節が腫れあがるように太くなります。
症状は骨の変形が進行している時は炎症を伴い痛みがあります。見た目も横に広がるように太くなります。まれに小さな水包状のできものミューカシスト(粘液水腫)ができることがあります。変形の進行が止まると痛みも自然と治まります。しかし、骨が変形したことで以前のように動かせなくことがあります。
原因ははっきりしたことは分かっていません。ただ、なりやすい人の傾向はあります。加齢がポイントになるようです。40代以上の女性で手をよく使う人がなりやすいといわれています。また、閉経後のホルモンの影響を受けているのではないかと考えられます。該当する人でも発症しない人もいますがなぜかは不明です。
施術は考え方として変形が止まると痛みは自然となくなるのでその時まで痛みを軽減させて出来る限り日常生活に支障のないようにすることが目的になります。変形している最中に痛みを消失させることは難しいですが温熱・物理学療法などにテーピングを組み合わせることで痛み自体をかなり抑えられます。
似たような症状で関節リウマチもあるのでこちらを除外できれば一時的に辛いかもしれませんが痛みはいずれ治まるので悲観的にならなくて大丈夫です。