ウォーキングを始めよう③

今回はインターバル速歩について紹介をしていきます。

どのようなウォーキングの仕方なのか。

インターバル速歩とは「さっさか歩き(早く歩く)」と「ゆっくり歩き」を交互に続けながら行うウォーキングの方法になります。このような方法が考えられたのは従来のウォーキングでは筋力・持久力の向上が思っているほど上がらないことが近年の研究でわかってきた事がきっかけのようです。

対象となる人は高齢者や運動の時間を確保しにくい人になります。短い時間で馴染みの歩く動作で行うことができるからです。

ポイント

□「さっさか歩き(早く歩く)」と「ゆっくり歩き」を交互に繰り返す

□1日15分、週4日以上を5ヶ月継続

□正しい姿勢で大股をキープ

ここ意識して行うことになりますが難関は「1日15分、週4日以上を5ヶ月継続」になってくるでしょう。15分で効果が見込めることはないので頑張って乗り越えたい部分になります。従来のウォーキングだとおおよそ20〜30分くらいの時間をかけた方がいいと言われますが時間を比較してもインターバル速歩の方が若干短くなります。

15分の分け方は

「ゆっくり歩き」→「さっさか歩き(早く歩く)」→「ゆっくり歩き」→「さっさか歩き(早く歩く)」→「ゆっくり歩き」を3分ずつ行うと計15分になります。

ここでは「ゆっくり歩き」からスタートしていますが「さっさか歩き(早く歩く)」からスタートしても特に問題はありません。ウォーキングしやすい方を選びましょう。週4日がスタンダードになりますが日数の確保が難しい時は週にトータルで60分を目安すると効果が期待できます。

論文で発表されている効果

□生活習慣病・肥満の改善

□関節痛の改善

□うつ病・認知症の改善

などが挙げられています。

ここまで読んでなるほどねと思ったら、ぜひ、実践してみましょう。

インターバル速歩で得られる効果は他の方法でもあります。共通していることは一瞬で効果が現れる魔法ではないことです。

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