腰痛を理解しよう②

前回は腰痛のタイプ訳について紹介しまた。今回は比較的多い腰の疾患について知識を深めていきましょう。

腰痛は年齢に関係なく出現しますが、年齢により多い少ないといった特徴はあります。

□筋筋膜性腰痛 主に筋肉や筋膜が要因となり筋肉と筋膜の動きが悪くなるなどを筋肉を緊張させてしまい痛みを発することが多くなります。

□ギックリ腰 体を動かした時に突然、腰に痛みが出ます。じっとしていると痛みは落ち着きますが動くと強い痛みが出ることが特徴になります。

□腰痛症 腰が痛くなる総称になります。整形外科疾患・内臓疾患などが原因で腰に痛みを感じます。

□腰椎椎間板症 骨と骨の間のクッションが傷ついてたり、弾力性を失ってしまうことなどにより、腰に痛みや重さが出たり違和感を感じたりします。

□腰椎椎間板ヘルニア 骨と骨の間にあるクッションに亀裂が入り、その隙間から髄核といわれるものが外に飛び出して神経を圧迫します。初期は腰のみに痛みが出ることが多く時間経過に伴って腰とお尻から足にかけて痛みが出現します。

□腰部脊柱管狭窄症 骨の内側の神経や脊髄の通り道である脊柱管が狭くなってしまいます。脊柱管が狭くなったとしても神経や脊髄の量は変わらないので圧迫されてしまいます。その結果、腰に痛みや足にしびれが出現します。特有な症状で間欠性跛行もあります。

□腰椎すべり症 腰椎の配列が通常の位置より一部の腰椎が前方(お腹側)や後方(背中側)ににずれてしまい脊柱管が狭くなり神経や脊髄を圧迫してしまう。長時間の歩行・立位で腰や足に痛みが出てくる。

□腰椎分離症 腰椎の骨折になります。腰の骨に椎体と椎弓という場所があり本来はつながっているが骨折により離れしまうことを分離という。スポーツをはじめとする運動の繰り返しの刺激で起きやすい。腰・おしり・ふとももにしびれや腰を反らすと痛みが出やすい。

□変形性腰痛症 腰椎に骨棘ができたり、骨と骨の間が狭くなる。動き始めに痛みを感じやすく動いている最中は痛みが落ち着いていることが多い。

それぞれに目安となる症状はありますが絶対ではないので参考程度と理解しましょう。

 

 

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