前回は睡眠の役割などについての話でした。
今回はいい睡眠をとるためにはどうすればいいのかを紹介していきます。
良質な睡眠とは
□十分な睡眠時間 一晩に必要な睡眠時間は個人差がありますが、一般的には7〜9時間が理想とされています。
□連続した睡眠 中途覚醒が少なく、一貫して眠り続けることができる状態です。
□深い睡眠 浅い眠りから深い眠り(ノンレム睡眠)まで、バランスよく睡眠段階が進行することが重要です。
□速やかな入眠 ベッドに入ってから短時間で眠りに入ることができる状態です(通常は30分以内)。
□爽快な目覚め 朝目覚めたときにリフレッシュした感じがあり、日中の活動に対してエネルギッシュであること。
これらの条件を満たすと体の回復や精神状態が安定して、日々の暮らしでパフォーマンスが上がるなど
プラスになる要素につながります。
いい睡眠につなげるポイントは
□一定の睡眠時間を確保する できるだけ毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きるように心がけましょう。週末も含めて一貫性を持つことが大切です。
□寝る前のリラックスタイムを作る スマホやPCの使用を避け、リラックスできるルーティンを持つことが大切です。例えば、読書や軽いストレッチなどが効果的です。
□環境を整える 暗く、静かで、適温な環境が理想的です。また、快適なマットレスや枕を選ぶことも重要です。
□カフェインとアルコールを避ける 特に寝る前数時間はカフェインやアルコールの摂取を控えると良いでしょう。
□食事のタイミングに注意する 寝る直前の重い食事や大量の水分摂取は避けると良いです。軽めのスナックなら問題ありません。
□運動を取り入れる 定期的な運動は睡眠の質を向上させることが知られていますが、寝る直前の激しい運動は避けましょう。
いい睡眠がとれているのか確認をしたい時はスマートウォッチ・アプリなど利用して
睡眠の質の見えるかをして対策を立ててみることも面白いかもしれません。