ルーズショルダー

日常生活のなかで肩が痛い・違和感などを感じることは稀にあったとしても、その後、感じていた症状がすっと消えてしまえば気にすることもありませんが、日常的に肩に痛みや違和感などを感じているようであれば、早めに対処することで快適に生活を送れるかもしれません。

まずは、肩といった時に体のどこの部分を想像しますか。触れてみましょうと言うと意外と触れる場所はまばらになります。このような事が起きる理由として考えられることは肩こりというワードがあるからなのではと考えています。

肩こりを示す範囲は広いです。体の場所でいうと首から背中と首から腕をいう人もいます。肩こりとしての肩なのか。それとも、解剖学での肩やスポーツでの肩をイメージしているのかで変わってくるように感じます。

ここでは肩関節の周囲で感じる痛みや違和感を感じるひとつ疾患について取り上げていきます。それは、ルーズショルダー(肩関節不安定症)と呼ばる肩がグラグラしていまい不快な症状につながる障害についてになります。

発症する特徴として

□肩を酷使するスポーツをしている(野球・テニス・バレーボール・水泳など)

□肩を脱臼したことがある。また脱臼がクセになっている

など後天的要素のものが挙げられます。また、先天的に遺伝によることもあります。

症状は肩関節に痛みや違和感、不快感を感じます。肩関節の周囲の疲労感を感じやすくなります。また、肩(腕)を回すなど少しの動きでも痛みが生じることもあります。

症状改善の方法は肩関節を支えている筋肉の働きを良くすることで肩関節の安定性を狙っていきます。その為に、ローテーターカフ(肩甲下筋・棘上筋・棘下筋・小円筋)と呼ばれる肩関節を支えている筋肉に刺激を入れていきます。筋肉を刺激すると筋力強化や筋肉の活性化をすることができるので、以前より関節を安定させる為の筋肉の働きがよくなることで不安定性の改善につながります。

筋肉のはたらきが落ち着くまではテーピングなどを使用することをおすすめします。

 

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