最近はイスでの生活がスタンダードになり、正座をすることがほぼ無くなっているのでシビレを感じる機会もへっているのではないでしょうか。
シビレがあったとしても時間経過するとシビレは解消されることがほとんどですが、なかには持続するシビレもあります。
シビレる種類はおおよそ3つに分けることができます。
□感覚鈍麻 触った感覚が鈍い・冷たい暖かいが感じにくいなど
□異常感覚 ジンジン・ビリビリ・針で刺される感じなど
□運動麻痺 手足に力が入りにくい・動かしにくいなど
一般的にシビレると言った場合はこの3種類に当てはまる訴えが多くなります。もちろん、違う表現をする人もいます。
シビレの原因
□中枢神経によるもの 脳・脊髄に障害がみられる
□末梢神経によるもの 末梢神経に障害がみられる
□その他
今回は手指にまつわるシビレについて紹介をしていきます。
手指のシビレにもすぐに病院を受診したほうがいい時、様子をみてもいい時があります。抑えておきたいポイントはすぐに病院を受診する時になります。手指にシビレを感じている状態で顔や足などにもシビレが出てきてしまった。手が思うように動かない。このような時はすぐに病院を受診する行動にうつしましょう。ベストは救急車を呼ぶことです。疑っている疾患は脳梗塞になり、命に関わることなので知識として頭に入れておきましょう。
手指のシビレている時にどの指に症状が出ているのか。ここがはっきりすると疾患にたどり着きやすくなります。
□親指・人差し指・中指・薬指の中指側にシビレを感じている時は手根管症候群の可能性が出てきます。
□薬指の小指側・小指にシビレを感じている時は肘部管症候群の可能性が出てきます。
□指先にシビレを感じ神経の区分に一致していない時は糖尿病などの代謝性疾患の可能性が出てきます。
この他にもシビレの理由複数ある場合や循環器系に起因するシビレの時もあります。
疾患ごとにシビレ以外の症状もありますがひとつのケースとして参考にしてください。