脳の歴史

人の体は分かっているよう分からない事が沢山あります。それが何をするにも「個人差があります」と言う言葉が必ず付きまとってくるという事ではないでしょうか。

それでも人類史の中で研究が進み分かっている事も沢山あります。

神経について紹介していきます。

神経には中枢神経と末梢神経に分ける事が出来ます。

中枢神経は脳・脊髄になります。

末梢神経は脳・脊髄に各器官をつなぐ神経になり、勘違いしやすい事は脳神経は末梢神経ということです。

これだけでも馴染みのない言葉だと難しく感じると思います。

脳は大きく分けると大脳・小脳・脳幹の3つになります。

脳と言って頭にイメージする部分は大脳だと思います。ここは脳の約8割を占める大きさになり、大脳には真ん中大きなしわがあり右の右脳・左の左脳に分かれています。役割としては物を考えたり、運動をしたり、言葉を話したりなど色々な活動の指令を出しています。

小脳は筋肉の動きを調整したり、平衡感覚を司り、そして一度習得した運動パターンを記憶します。

脳幹は睡眠と覚醒・呼吸・循環・血圧・嚥下など生きる為に必要な体の働きを調整します。

ざっくりとですが脳の役割になります。

脳に関しての歴史は約2500年前にギリシャの医学者ヒポクラテスが脳の働きを発見したと言われています。その後少しずつ脳の研究が進み、1877年に脳に電気が流れていることが発見されこの電気の動きを「脳波」といい脳の病気の可能性が分かるようになってきました。脳波の記録ができるようになるまで約50年の年月を要しています。

1900年代後半になりようやく生きている人の脳の働きが画像で見る事ができるようになってきました。これをfMRIといい血液流量がわかるようになりました。このあたりから飛躍的に脳のことが解りだしてきましたが、まだまだ未知の領域は多いようです。新たな発見がされていくことで分からない事の答えに近づくことができるかもしれません。

 

 

 

 

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